山王日枝神社(相模原市中央区淵野辺本町)
2022.02.23[ 神社 ]
淵辺義博による大蛇退治の伝説が伝わる神社
山王日枝神社(相模原市中央区淵野辺本町)
淵辺義博による大蛇退治の伝説が伝わる「山王日枝神社(相模原市中央区淵野辺本町)」。
1307年(徳治2年)、北條貞時により山王大権現を勧請し創建されたと云います。この時、当時淵野辺を治めていた淵辺義博が貞時の命により人を食うなど住民を困らせていた大蛇を退治した、という話が伝えられています。
境内にある御由緒板には、以下のように記されています。
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山王日枝神社は第九十四代後二條天皇徳治二年(西暦千三百七年今より六九三年前)大将軍久明親王執権北條貞時僧となり淵野辺に遊歴して官吏の善悪賞罰を正す。その時各所より溝流れ入り池となり大蛇あらわれて人民を食せし故貞時溝内の高山に山王大権現を祈願し、淵野辺伊賀守義博に命じて大蛇をうちころす。住民大いに喜こび山王大権現を淵大水有主神として祈願天文十一年八月二十七日北條氏康関東平定のため大友義家山王大権現を祈願所とする。其の悪病流行の時伊賀権現大酉明神のおつげにより知行岡野孫一郎の命を受け氏子一同八月二十七日及び十一月の酉の日に五穀豊穣氏子安全福作永年を祈る。
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現在の御祭神は、大山咋命・飯綱大神・大鳥連祖神。
現在は亀ヶ池八幡宮の兼務社となっているようです。
最寄駅は、JR横浜線「淵野辺」駅。徒歩約10分ちょっと。
正面の鳥居。
鳥居の先は、、普通の道、ではなく参道ですよね。
上に拝殿が見えます。
境内の御由緒板。
拝殿。
拝殿横の石塔群。
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神奈川県相模原市中央区淵野辺本町1丁目36−16