弁天神社(相模原市中央区淵野辺)
2022.02.25[ 神社 ]
ダイダラボッチ伝説の伝わる沼の畔に建立された祠が起源
弁天神社(相模原市中央区淵野辺)
ダイダラボッチ伝説の伝わる沼の畔に建立された「弁天神社(相模原市中央区淵野辺)」。
かつてこの地には「菖蒲沼」という池がありました。戦後その畔に祠が建てられたのが、弁天神社の起源と伝わっています。なお、池は現在は埋められてしまっています(跡地は、商業施設と戸建住宅になっています)。
祠の横に立っている案内板「民話でいらぼちと菖蒲沼」には、以下のように記されています。
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昔でいらぼっちという大男がいました 富士山を背負って東の平野へもっていく途中相模野近くまできたとき大山へどっかり腰をおろしひとやすみ「あとひと息」と立ちあがろうとすると富士山は根が生えて動きません。この時めりこんだ左足が鹿沼右足が菖蒲沼となりました。
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淵野辺駅の西側には現在「鹿沼公園」があり、そちらには池が残っています。
最寄駅は、JR横浜線「淵野辺」駅。徒歩約5・6分ほど。現在は青山学院大学相模原キャンパスのある区画の線路側の片隅に鎮座しています。
MAP
神奈川県相模原市中央区淵野辺5丁目10