大師稲荷神社
2021.07.02[ 神社 ]
平間兼乗が創建したと伝わる稲荷社
大師稲荷神社
平安時代後期の創建・かつては十一面観音像を御神体として祀っていた「大師稲荷神社」。
平安時代後期に、平間兼乗(尾張国出身で、流刑によりこの地に住み着いたとされています)が海中より引き上げた十一面観音像を祀り創建したと伝わっています。この『平間兼乗が海中から仏像を引き上げて創建』というのは、川崎大師平間寺の御由緒とほぼ同じ内容。江戸時代には平間寺が大師稲荷神社の別当を務めていました。
その御神像は、明治期の神仏分離の際に平間寺に遷されたそうですが、先の戦災により焼失してしまいました。しかしこちらの神社は戦火を免れ、関東大震災後に再建された社殿が現存しています。
御祭神は、大歳神・大宜都姫神・屋船豊請姫神。
最寄駅は、京浜急行電鉄大師線「川崎大師」駅、あるいは「東門前」駅。
リンク
MAP
神奈川県川崎市川崎区中瀬3丁目5−1