大京神社

2020.08.29[ 神社 ]

旗本・大久保家の邸内社として祀られた秋葉神社が起源 大京神社

旗本・大久保家の邸内社として祀られたのが起源と伝わる「大京神社」。

江戸時代初期の寛永年間に、大久保教隆の屋敷内に秋葉神社として創建されたのが起源と伝わっています。時は下り昭和になってから、当時の町名をとって「右京神社」に改称、その後昭和18年(1943年)に右京町と大番町が合併して「大京町」となったため、戦後の昭和42年(1967年)に現在の「大京神社」に改称されました。

大久保教隆とは、小田原藩の初代藩主にして徳川家康の重臣のひとりだった大久保忠隣の三男。父の改易の際に公職から離れるという憂き目に遭いますが、寛永5年(1628年)に赦免されました。その当時にこちらの神社も創建されたものと思われます。なお、大久保教隆の次男・忠朝は、本家大久保家の養子となり、後に小田原藩の藩主として小田原への帰還を果たします。お殿様にも歴史あり、なんですね。

最寄駅は、東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」駅。徒歩3分ほど。

上向きの狛犬。

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