富岡八幡公園
2021.10.06[ 史跡・公園等 ]
日本の海水浴発祥の地?
富岡八幡公園
日本の海水浴発祥の地?「富岡八幡公園」。
富岡八幡宮から続くエリアに広がっているのが、富岡八幡公園。地図で見ると「海水浴発祥宮の前海岸蹟」とあったので、公園の中、特に地図でマークのあったところをかなりウロウロ歩いたのですが、、それらしきものは見当たらず。
仕方なく「記念碑」と書かれた石碑を写真に撮ったのですが、調べてみると、この写真の右側に「海水浴発祥 宮の前海岸跡」と書かれた石碑があったようです。。
横浜開港後、外国から来た人々には遊歩規定圏という、自由に動ける範囲が指定されていたそうなのですが、ここ富岡はその範囲内であり、ヘボン博士(医師であり、またヘボン式ローマ字で有名な人ですね)が「江戸湾内で一番良い海は富岡」と推奨したことから、1877年(明治10年)頃から外国人による海水浴が広まったのだそう。そういった経緯から「海水浴発祥」を謳っているのだと思われます。
『旧海岸線を感じながら歴史・海・緑をめぐる道』と書かれた案内板にある、埋め立てが行われる前の海岸線の様子。1971年と書かれています。ちょっと(?)前まで公園の目の前は海だったんですね。
こちらが『旧海岸線を感じながら歴史・海・緑をめぐる道』案内板。
現在の公園の前の風景。海は遥か先です。
公園内の風景(1)。この歩道から先(左側)は、海だったんですね。
公園内の風景(2)。
こちらはすぐそばにある「富岡ふなだまり公園」。富岡八幡宮の例大祭で行われる「祇園舟神事」は、ここから木造和船が漕ぎ出し、沖で茅舟を流すのだそう。
MAP
神奈川県横浜市金沢区富岡東4丁目12