鶴見川源流の泉(町田市上小山田町)

2024.05.20[ 史跡・公園等 ]

鶴見川源流の泉(町田市上小山田町)

一級河川・鶴見川の源流地帯 鶴見川源流の泉(町田市上小山田町)

一級河川・鶴見川の源流地帯にある「鶴見川源流の泉(町田市上小山田町)」。

東京都町田市から横浜市内を流れ、生麦で海に出る一級河川・鶴見川。その源流のひとつである泉がここです。その昔(というほど昔ではないですが)川崎市による水道トンネル掘削の際に水位が下がり、噴出しなくなってしまったのですが、ポンプによって地下水を汲み上げることによって現在は元の状態に戻っているそうです(元川崎市民としては申し訳なく思います。。)。

町田市下水道局による案内板『鶴見川源流の泉』には、以下のように記されています。

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当地は、鶴見川の最源流部・町田市上小山田田中谷戸に位置し、一日約1,300トンの地下水を浮出する「鶴見川源流の泉」です。この安定した清流は、浅流の生きものたちの賑わいを支え、水田の用水としても大切に利用されつつ、中下流の街にむけて、多摩丘陵をかけおります

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この泉から生麦の河口までは約43.9km。ほぼフルマラソンの距離を流れているんですね。なお、鶴見川の水源の先端は、(ここもそのひとつではあるのですが)泉の西側〜北西側に広がる谷戸の中にあります。

近年は川というと大雨の際の氾濫対策という負のイメージが強いかもしれませんが、歴史を考えれば長い間流域の農業にとって貴重な水を供給してきた大切な存在。多摩丘陵も多摩市・八王子市側は大規模な都市開発が行われていますが、こちら(町田市)側はできれば今の風景がそのまま後世に残って欲しい、そんなふうに思う場所でもあります。

最寄駅は、京王電鉄相模原線「南大沢」駅。直線距離なら1kmちょっとですが、当然ながら?真っ直ぐな道があるわけではないので、、徒歩だと約40分ほどでしょうか(もう少しかかるかも)。

鶴見川源流の泉(町田市上小山田町)写真

こちらの泉が鶴見川の源流のひとつ。

鶴見川源流の泉(町田市上小山田町)写真

小さな流れが下段へと続きます。

鶴見川源流の泉(町田市上小山田町)写真

下段のモニュメント。

鶴見川源流の泉(町田市上小山田町)写真

この小さな流れがやがて大きな鶴見川になるんですね。

鶴見川源流の泉(町田市上小山田町)写真

案内板。ほとんど消えかかっていますが。。

MAP

東京都町田市上小山田町1857−1

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