芝口御門跡
2018.04.22[ 史跡・公園等 ]
朝鮮通信使の来日に備えつくられた「江戸城芝口御門」の跡地に建つ記念碑
芝口御門跡
1710年、朝鮮通信使の来日に備えつくられた「江戸城芝口御門」の跡地に建つ記念碑。
朝鮮通信使の来日にあたり、「国の威光を顕示するため」に、新たに設けられた枡形門でしたが、1724年に焼失、それ以降再建されることはありませんでした。芝口御門建造は、新井白石の発案によるものと云われています。
もともとこの地には、汐留川にかかっていた東海道の橋があり、「新橋(あたらしばし)」と呼んでいましたが、芝口御門の完成後は「芝口橋」に。しかし焼失後は「新橋」に戻り、これが現在の地名「新橋(しんばし)」の由来になったとのこと。
現在は、残念ながら記念碑以外に往時を偲ぶものは何もありません。
最寄駅は、各線「新橋」駅。徒歩5分ほど。