桜田門
2019.11.12[ 史跡・公園等 ]
皇居前広場の隅に位置する桝形門
桜田門
江戸城の内曲輪門のひとつ「桜田門」。内桜田門(桔梗門)と区別するため「外桜田門」と称されることがあります。
当初はこの地に置かれたお寺の山門だったそうですが、1636年(寛永13年)に改修され、高麗門と渡櫓門の組み合わせの桝形門となりました。なお、現在の桜田門は、関東大震災で破損した後に鉄網土蔵造りで復元されたもの。
ネットの情報によると、『小田原街道の始点として小田原口と呼ばれていた』との内容が散見されます。この「小田原街道」ですが、幕府によって整備される前の「東海道」を指すのでしょうか?色々調べてみても、「小田原街道・桜田門」の組み合わせ以外ではこの呼称の情報は出てきませんでした。。
現在は皇居ランナーや観光客で賑わう皇居前広場の一角ですが、この場所で起きた歴史的な出来事と言えば「桜田門外の変」。大老・井伊直弼が脱藩浪士により暗殺された事件ですね。
最寄駅は、東京メトロ有楽町線「桜田門」駅。
内堀通り側からの外観。
門のすぐ外は警視庁。「桜田門」とも呼ばれますよね。
案内板。