鴨居原遺跡
2020.09.16[ 史跡・公園等 ]
縄文人の生活が窺われる痕跡が見つかった場所
鴨居原遺跡
縄文時代の竪穴式住居や土壙が見つかった「鴨居原遺跡」。
「鴨居駅周辺まちづくり研究会」による案内板には、以下のように記されています。
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鴨居原遺跡
今から7000〜8000年前の縄文時代の遺跡である。竪穴式住居跡や炉穴、焼土等が見つかった。また、ケモノの落とし穴と思われる土壙(どこう)が、100基以上発掘され、縄文人がシカやイノシシを追っていた事がうかがわれる。ほかにも古墳時代の箱式石棺をともなう古墳や道路上遺構などが発見された。現在は埋め戻されており、遺跡の様子はうかがえない。
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「遺跡」とはいうものの、上述の通り現地は畑が広がるのみで、小さな小さな案内板以外には何もありません。なお、この遺跡前の道には「鎌倉古道」の標識があります。地図で見ると、羽沢町と上菅田町の境辺りからこの遺跡の少し先まで、尾根道と川沿いの谷道が並行して走っており、これは明治中期の地図にも掲載されています。現在は谷道の方が整備されて「青砥上星川線」と名付けられているのですが、かつては尾根道の方のみあり、幹線道として使われていたのもしれませんね。
最寄駅は、JR横浜線「鴨居」駅。
鴨居駅周辺まちづくり研究会による案内板。
案内板以外には、何もありません。。
こちらが「鎌倉古道」の標識がある道。鎌倉街道の支線だったようです。