日枝神社
2016.11.08[ 神社 ]
元は江戸城の鎮守神・現在は「皇城之鎮」として皇居を護るお社
日枝神社
もともとは江戸城を築城した太田道灌が川越日枝神社を勧請し、江戸城の鎮守としたのが始まりと言われています。
徳川家康が江戸城に入った際に城内の紅葉山に遷座。さらに秀忠による江戸城拡張に伴い麹町隼町に遷座しました。しかしその後明暦の大火によって焼失。時の将軍家綱によって江戸城の裏鬼門にあたる現在地に再建されました。さらに明治以降は「皇城之鎮」としてその役割を担っています。元准勅祭社のひとつ。
「江戸三大祭」のひとつ・山王祭はこちらのお祭りです。
社殿は戦中に東京大空襲に遭い焼失。現在の社殿は昭和33年に再建されたもの。
現在の社号「日枝神社」は明治以降。それまでは「日吉山王社」「日吉山王大権現社」「山王社」等と呼ばれていたそう。庶民からは「山王さん」と呼ばれ慕われてきた神社です。
どこからお詣りに行くのかにもよりますが、外堀通りに面した赤坂側の鳥居は印象的ですがこちらは「裏参道」。表参道は神社の東側です。
御祭神は大山咋神(おほやまくひのかみ)。相殿に、国常立神・伊弉冉神・足仲彦尊。