多賀神社(八王子市)

2019.07.29[ 神社 ]

多賀神社(八王子市)

10世紀創建・八王子西の鎮守として祀られてきた古社 多賀神社(八王子市)

八王子西の鎮守として祀られてきた「多賀神社(八王子市)」。

938年(慶元年)、源経基によって近江国多賀大社から御分霊を勧請し創建されたと伝わっています。

境内の御由緒を記した案内板には以下のように記されています。

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本社は天慶元年(九三八)武蔵介に任ぜられた源経基が国土豊穣、万世安穏を祈願する為滋賀県多賀大社から分祀し、この地に勧請したと伝えられている。
その後、文應元年(一二六〇)北条時頼が国内巡行の折この地で病に倒れて、本社に古鏡一面を奉納して祈願したところ治癒したことから社領七反歩を寄進し、祈願所としたと伝えられている。
本社御祭神は国土創造の神である伊弉諾尊(イザナギノミコト)・伊弉冊尊(イザナミノミコト)の二神を祀っている。
伊弉諾尊・伊弉冊尊は夫婦神として我が国初めての神で、伊勢神宮御祭神の天照大神(アマテラスオオミカミ)をお産みになられた神であり、良縁成就、子孫繁栄のほか、家内安全・健康長寿・病気平癒など人々の生活と心とを豊かにする御神徳がある。
又、伊弉諾尊はお祓いの神としても知られている。
本社は全国の多賀神社(七十八社)のなかの旧郷社四社のうちの一社で、関東最大の規模を誇っており、新撰組(甲陽鎮撫隊)解散の地としても知られ、境内にある樹齢四〇〇年余の大銀杏の御神木や八王子まつりでの渡御で有名な宮神輿「千貫神輿」も広く知られている。
現在は元旦祭・節分祭・例大祭(八月第一土曜・日曜)などは勿論のこと、初宮詣り・厄除祓い・安産祈願・合格祈願・自動車等の交通安全祈願・病気平癒祈願・商売繁盛祈願や、神前結婚式・七五三詣りなどで氏子は元より市内及び近隣地域に渡って広い地域の人々から崇敬されている

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八王子市の案内板には、『古くは高宰(たかさい)明神といい、散田村高宰社を別当密蔵院の境内に勧請したのがはじまりという。元禄年間(1688〜1704)に多賀明神と改称した。』と紹介されています。

御祭神は、伊弉諾尊・伊弉冊尊。

最寄駅は、JR中央本線「西八王子」駅。より徒歩15分ほど。JR各線「八王子」駅からも歩けますが、徒歩30分ほどでしょうか。。

多賀神社(八王子市)写真

大鳥居と社標。「郷社多賀神社」の文字が見えます。

多賀神社(八王子市)写真

境内にある、御由緒を記した案内板。

多賀神社(八王子市)写真

境内社の機守神社。

多賀神社(八王子市)写真

多賀神社(八王子市)写真

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