小杉御殿の御主殿跡
2019.06.24[ 史跡・公園等 ]
江戸時代初期にあった徳川将軍家の別荘「小杉御殿」の跡地
小杉御殿の御主殿跡
江戸時代初期にあった徳川将軍家の別荘「小杉御殿」の跡地「小杉御殿の御主殿跡」。
1608年(慶長13年)、中原街道に設置された徳川家の別荘「小杉御殿」。鷹狩時などに休憩所・宿泊所として利用されていたと伝わっています。しかし東海道整備後は使われなくなり、御殿の建物は品川東海寺や上野弘文院に移築され、小杉御殿は1672年(寛文12年)に廃止されました。
建物跡に江戸時代に稲荷が建てられたそうで、かつて御主殿があった場所には現在「御主殿稲荷」が残っています。
最寄駅は、JR南武線・東急東横線「武蔵小杉」駅、あるいはJR南武線「武蔵中原」駅。どちらからも、徒歩15分ちょっと。
住宅街の中、この路地を入った先に「小杉御殿の御主殿跡」があります。
こちらが御主殿跡に建つ「御主殿稲荷」。
小杉御殿横の西明寺の入り口。
左側の手前に「徳川将軍小杉御殿跡」の碑があります。
小杉御殿があった当時の周辺図。