平川の大灯篭
2019.06.01[ 史跡・公園等 ]
維新後に薩摩藩下屋敷から早渕川の辺りに遷された灯籠
平川の大灯篭
早渕川の辺りに建つ「平川の大灯篭」。
別名『薩摩灯籠』とも呼ばれるこの灯篭は、江戸末期にこの地(石川村)から江戸の薩摩屋敷(渋谷にあった下屋敷)に奉公に上がっていた女中が、維新後に地元に戻る際に記念にもらい受けたものと伝わっています。
しかし現在は、早渕川の脇に何の案内板もなくポツンと灯籠があるのみ。それこそ「トラックが間違って突っ込んだら、、」と思わざるを得ない状況です。確かに歴史的には「こだわるほど古くない」ですし、また「この土地にほとんど関係ない」ものなのかもしれませんが、もうちょっと、どうにかならないものか、、と、個人的には思ってしまいました。
最寄駅は、東急田園都市線「たまプラーザ」駅。徒歩30分ほどでしょうか。
右に見えるのが、早渕川。