吹上稲荷神社
2019.03.03[ 神社 ]
江戸城内吹上御殿に奉斎されていた稲荷大神
吹上稲荷神社
江戸城内吹上御殿に奉斎されていた稲荷大神「吹上稲荷神社」。
1622年(元和8年)、德川二代将軍秀忠が、日光山より稲荷大神の御神体を戴き、江戸城紅葉山の吹上御殿に奉斎したのがはじまりと伝わっています。この当時は「東稲荷宮」と呼ばれていました。
その後水戸分家の松平大学頭家、大塚村、護国寺、大塚上町、大塚仲町と遷座。そして1912年(明治45年)に現在地となる大塚坂下町に遷座しました。大塚村に遷った頃(1751年)に現在の名称である「吹上稲荷神社」となったそうです。
御祭神は、保食之大神。
創建時の御由緒からすると想像以上に「こじんまり」というか、普通に住宅街の中に佇む、庶民的な雰囲気の「お稲荷さま」でした。
最寄駅は、東京メトロ有楽町線「護国寺」駅、あるいは東京メトロ丸ノ内線「新大塚」駅。
社標と大鳥居。
大鳥居から少し進んだところにある、社殿前の鳥居。
社殿。
御由緒。