荏田宿常夜燈
2018.12.06[ 史跡・公園等 ]
大山街道・荏田宿に造られた常夜燈
荏田宿常夜燈
大山街道・荏田宿に造られた「荏田宿常夜燈」。
この常夜燈は江戸末期の1861年に、秋葉講の案内宿に建てられたもの。1989年に横浜市の地域史跡に登録されました。
荏田宿自体は、1894年の火事により焼失してしまったため、往時の面影は残っておらず、この前の通りの狭さが「旧街道」らしさを僅かに伝えるのみとなっています。常夜燈も、現在は私有地の一角にひっそりと残されていて、これを目指して歩かないと認識することすら難しい印象。
ちなみに、江戸から見てこの次の宿場町である「長津田宿」までは、2里(約8km)です。
最寄駅は、東急田園都市線「江田」駅。現在の国道246号線「荏田」交差点を東に少し入った場所にあります。
往時の荏田宿の全体像を記した案内図。現在の国道246号線を跨いで、結構広範囲に旅籠屋があったことが伺えます。
この通りが荏田宿内を通る旧大山街道。道の狭さ以外、往時を偲ばせるものはほとんどありません。。
荏田宿の、江戸側の入り口付近にある庚申塔。