中和田長嶋神社
2018.05.19[ 神社 ]
鎌倉時代初期の創建と伝わる、上鶴間村中和田の鎮守
中和田長嶋神社
古くから中和田の鎮守として祀られてきた「中和田長嶋神社」。創建年代は定かではありませんが、「相模国旧社北条神名録(文亀神名録)」によると鎌倉時代初期の創建と伝わっており、また一説には、源頼朝が(公所の浅間神社とともに)創建したとも云われています。現在地の住所は神奈川県相模原市ですが、かつては原町田延命院(現在のレミィ町田の場所にあったお寺)が別当を務めていたようです。
社号の「長嶋」とは、日本列島を表しているとのこと。かつては、谷口との境から、現在の相模大野や東林間を含む大きな氏子地域を有していたそうです。
御祭神は、伊邪那岐命、伊邪那美命。
境内には、明治期のお触れ(神奈川県令)により、地域の屋敷内に祀られていた祠が集められ、九つの社が石宮となり「寄せ宮」として祀られています。
現在は、座間にある鈴鹿明神社の兼務社となっています。
最寄駅は、小田急小田原線「相模大野」駅、もしくは小田急江ノ島線「東林間」駅。どちらからも、徒歩30分ほどでしょうか。
すぐそばには鎌倉古道が通っており、なかなか表現しづらいのですが、簡単にいうととても「雰囲気のある」神社という印象です。
寄せ宮された各社を祀る「石宮」。
境内社の八坂神社。
境内社の白瀧弁天宮。
北向庚神社。