高ヶ坂熊野神社
2018.04.15[ 神社 ]
室町時代の創建と伝わる、旧高ヶ坂村の鎮守神
高ヶ坂熊野神社
室町時代の創建と伝わる「高ヶ坂(こがさか)熊野神社」。
正確な創建年代や詳しい御由緒は、関東大震災による倒壊により不明となってしまったそうですが、室町時代にこの一帯の人々が熊野詣を行った記録が残っているそうで、創建もその頃と考えられています。古くから高ヶ坂村の鎮守として祀られてきました。
かつては社殿の裏山に滝があり、その水源に奉斎したと云われています。
御祭神は、伊邪那岐命・伊邪那美命・天照皇大神。
現在、町田駅の南西側を境川(かつての武蔵国と相模国の境界)が流れており、そして高ヶ坂の東側を恩田川(鶴見川の支流)が流れていますが、町田駅側からの斜面を見ると、恩田川(と、それに流れ込んでいた支流)のパワーの大きさというのをとてもよく感じることができます。
最寄駅は、JR横浜線・小田急小田原線「町田」駅。徒歩20分ほど。
御由緒が刻まれた石碑。
境内社の「桜稲荷神社」。江戸末期に奉斎され、かつては「狐山の稲荷様」と呼ばれ、現在の高ヶ坂住宅団地辺りにあったそうです。
境内社。