丹後山神明社(横浜市戸塚区上矢部町)
2025.08.20[ 神社 ]
丹後局が頼朝の子を産んだと伝わる神社
丹後山神明社(横浜市戸塚区上矢部町)
丹後局の出産伝承を今に伝える「丹後山神明社(横浜市戸塚区上矢部町)」。
この地に伝わる丹後局の伝承については、「丹後局供養塔」のページに簡単にまとめましたが、男子(後の島津忠久)を産んだと伝わる神社がこちらです。この伝承通りなら、平安時代末期〜鎌倉時代初期には既に鎮座していたということになります。
鳥居横にある御由緒板には、以下のように記されています。
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丹後山神明社
御祭神 天照大御神
当社は古来大神宮祠また伊勢宮と称され御祭神が伊勢神宮の御分霊であったので「お伊勢さま」と親しまれてきた
御創建の年代は不詳ではるが源頼朝公の愛人丹後局が当社の境内で出産されたとの伝承があり八百年前には既にご鎮座になっていたものと思われる
例大祭日 十一月二十三日
〔新賞祭 勤労感謝の日]
平成十四年九月吉日
宮司識
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上記の通り、御祭神は天照大御神。
現在は戸塚区の松尾神社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、各線「戸塚」駅、もしくはJR横須賀線「東戸塚」駅。しかしどちらからも、徒歩だとそれなりにかかると思います。
川沿いにある神社入口。
鳥居の正面から。
石段はかなり急な角度です。
社殿は石段に対し横向き。
社殿。
社殿脇からの眺め。ずっとこの大きさだったのかは知る由もありませんが、丹後局の逸話と合わせて見ると、みなさん感じるものがあるではないでしょうか。。
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横浜市戸塚区上矢部町1919