金福稲荷神社(荒川区南千住)
2025.06.25[ 神社 ]
室町時代に創建されたお稲荷さま
金福稲荷神社(荒川区南千住)
室町時代に創建されたお稲荷さま「金福稲荷神社(荒川区南千住)」。
1349年(貞和5年)に現在の西光寺の境内にあたる場所に創建されたと云います。西光寺建立後も長くその境内にありましたが、1977年(昭和52年)に現在地に遷座しました。
『金福稲荷神社縁起』には、以下のように記されています。
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当金福稲荷神社は、文化七年江戸時代の史家林大学頭編纂による「新編武蔵風土記稿」中に、この近一帯は往昔「武蔵国中村」と称せられ、今から凡そ六百年前の貞和五年足利時代に現西光寺境内地に「金子福寿稲荷」として創建されたものと記録され、その後、天文年間に西光寺が建立され、この金福稲荷が由緒ある霊験あらたかな神として地元の崇敬の中心となっておりました。かゝる由緒深い稲荷神社が戦災後信仰深い有志の方々により昭和三十二年二月に西光寺境内に再建復元され、この度現在地に遷座いたし、益々地元の福祉と発展の守護神としてお祀りした次第であります
昭和五十二年四月記
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最寄駅は、各線「南千住」駅。徒歩約5分ほど。
神社外観。
御由緒板。
鳥居の前から。スペースがなくて、正面からは撮れませんでした。
社殿。
社殿前のお狐様。
手水鉢。
MAP
東京都荒川区南千住5丁目16