屋敷分浅間神社(府中市美好町)
2025.02.24[ 神社 ]
旧屋敷分村の鎮守神
屋敷分浅間神社(府中市美好町)
江戸時代には旧屋敷分村の鎮守としてお祀りされていたと伝わる「屋敷分浅間神社(府中市美好町)」。
創建年代は不明ですが、江戸時代にはすでに鎮座しており、当地・旧屋敷分村の鎮守としてお祀りされていたと云います。明治期に村内にあった稲荷社を合祀しました。
境内にある府中市による町名案内板『屋敷分』には、以下のように記されています。
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屋敷(鋪)分(やしきぶん)は、現在の美好町三丁目の一部(旧甲州街道沿い)に集落の中心があった村落です。幕末の地誌には「民戸六十戸 住還(甲州街道)の左右に並居る」(『新編武蔵風土記稿』)とありますが、これは甲州街道の開設(慶安頃=一六四八〜五二)に伴い移動したもので、もとはかなり南側の方にあったといわれています。「屋敷分村」には「荒宿」という小名が記録(『風土記稿』)されていますが、これは本宿に対する新宿のことで、古い甲州街道の宿場に関係があるようです。
地名の起こりは、国府時代の国衙の在庁官人で、その後六所宮の社家(神官)となった鹿島田・佐野・中善寺氏などの屋敷があったことによるようです。
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御祭神は、木花開耶姫命・宇迦之御魂命。
最寄駅は、JR南武線・京王電鉄京王線「分倍河原」駅。
神社外観。
入口にある社標と鳥居。鳥居は1854年(嘉永7年)奉納のもの。
境内の様子。
境内の狛犬。
拝殿。
境内社の稲荷社。
稲荷社の横にある小祠。
MAP
東京都府中市美好町3丁目42−2