吉祥寺茗荷稲荷(文京区本駒込)
2025.01.22[ 神社 ]
吉祥寺の境内にお祀りされているお稲荷さま
吉祥寺茗荷稲荷(文京区本駒込)
駒込吉祥寺境内にお祀りされている「吉祥寺茗荷稲荷(文京区本駒込)」。
創建年代は不明ですが、現在の社殿は1953年(昭和28年)に再建されたものだそう。社殿には「茗荷大権現」「聖徳稲荷祠」とふたつの扁額が掲げられています。茗荷大権現は、痔病の根治に霊験ありと云われています。
寺による案内板には『茗荷稲荷緣起』には、以下のように記されています。
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当吉祥寺は明暦大火の際府内よりこの地に移り、家康公ゆかりの昆沙門堂脇の庚申塚に茗荷権現あり、寛文年間疫病まんえんの折祈願の人絶えず、特に痔病の根治に霊験ありとされ、茗荷を断って心願する者多し。去る戦災に諸堂焼失せるも昭和二十八年この地に再建、堂裏にある茗荷権現碑は下総国府台八十右ェ門なる者が文久年間建立したものなり。
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最寄駅は、東京メトロ南北線「本駒込」駅。徒歩約5分ほど。
吉祥寺の山門。
本堂へ続く参道の途中に茗荷稲荷はあります。
正面から。
社殿の扁額。
社殿前のお狐様。
社殿裏にある石塔群。右に見えるのは漢文年間建立の庚申塔。中央は崩れたお狐様。左は文久年間奉納の茗荷権現碑。
MAP
東京都文京区本駒込3丁目19 吉祥寺境内