青柳稲荷神社(国立市青柳)
2024.08.25[ 神社 ]
多摩川の大洪水に遭い移住してきた人々によって創建された神社
青柳稲荷神社(国立市青柳)
多摩川の大洪水に遭い移住してきた人々によって創建された「青柳稲荷神社(国立市青柳)」。
1671年(寛文11年)に起きた多摩川の洪水により、青柳島が流失しました。島に住んでいた人たちが移住し、新たに開拓してできたのが青柳村(現在の青柳地区)。この村の鎮守として創建されたのが青柳稲荷神社です。1755年(宝暦5年)の創建と伝わっています。
国立市教育委員会による案内板には、以下のように記されています。
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青柳と石田は、明治二十二年の谷保村との合村までは、それぞれ村として独立していました。現在は「大字」としてその地名を残しています。
青柳は、その昔、今日の府中市本宿の多摩川南岸の青柳島にありました。寛文十一(一六七一)年多摩川の大洪水により青柳島は流失、現在地に移住し、青柳村を開拓しました。
石田も青柳と時を同じくして、今日の日野市石田から移住したものです。
青柳稲荷神社は、青柳、石田の鎮守であり、一間半✕二間の覆屋で、二月初午、九月大祭等の例祭が行われています。
平成三年三月
国立市教育委員会
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御祭神は、稲倉魂命・大己貴命・大田命・大穴姫命・保養命。
現在は谷保天満宮の兼務社となっているようです。
最寄駅は、JR南武線「矢川」駅。
甲州街道沿いにある一ノ鳥居。
住宅街の中にある参道を進みます。
境内手前の鳥居。拝殿は右手にあります。
拝殿。拝殿前にも鳥居があります。
拝殿前のお狐様。
拝殿の扁額。
国立市教育委員会による案内板。
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東京都国立市青柳236