三反田稲荷神社(横浜市旭区三反田町)
2023.11.17[ 神社 ]
旧相州道沿いに建つ、三反田の鎮守
三反田稲荷神社(横浜市旭区三反田町)
江戸時代には三段田村の鎮守として祀られていた「三反田稲荷神社(横浜市旭区三反田町)」。
創建年代は不明ですが、江戸時代前期に三段田村(現在の三反田)ができた頃には村の鎮守としてお祀りされていたと云います。
旭区の案内板『三反田稲荷神社』には、以下のように記されています。
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新編武蔵風土記によると、除地(江戸時代、税を免除された土地)、一畝五歩(約35坪)、村の中程の丘の上に村の鎮守とされるが、鎮座の年代は不明です。三段田村(三反田村)東は小高新田、西は二俣川村、南は一の澤村(市沢町)、北は川島村、東西4丁ばかり南北6丁ほどの土地で、用水の便が悪く清水を引いていたが、日照りにより田畑の収穫不足な土地でした。
正保年間(1644年〜1648年)の古絵図には、すでに三段田村と記されているので、かなり古くから村があったと考えられており、稲荷社はその時代には、すでに村の鎮守様としてに祀られていたと考えられます。
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御祭神は、宇迦之御魂神。
神社の前の道は、かつては相州道(あるいは神奈川道、また旧厚木街道とも)と呼ばれた、保土ヶ谷や神奈川湊と瀬谷や厚木方面を結んでいた道。新しい「厚木街道」ができた今も非常に交通量が多い道路です。
現在は、北方皇太神宮の兼務社となっているようです。
最寄駅は、相模鉄道本線「鶴ヶ峰」駅。徒歩約10分ちょっと。
旧相州道から見た神社入口。最近は神社前がごみ収集場所になっていること、多いですよね。。
参道の鳥居。
境内の様子。
拝殿。
旭区による案内板。
境内の石塔。
MAP
神奈川県横浜市旭区三反田町228