踊場の碑（横浜市泉区中田東）

「戸塚宿・猫の踊場」伝説にまつわる供養塔「踊場の碑（横浜市泉区中田東）」。

猫が夜な夜な集まり踊っていたという逸話の伝わる「戸塚宿・猫の踊場」伝説。現在では横浜市営地下鉄ブルーラインの駅名にもなっています。供養塔（寒念仏供養塔）は1737年（元文2年）に建立されたものだそう。

『踊場の碑の由来』と書かれた案内板には、以下のように記されています。

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踊場の地名は伝説として古猫が集り毎夜踊ったので生じたと言はる。
この碑は猫の霊をなぐさめ住民の安泰を祈念して近郷住民の総意にて元文二年（西歴一七三七年）造立し仲田寺住職尊帰として開眼供養せられしものなり。最近交通いよいよ激しく長後街道と鎌倉道のこの交差路改修にて碑の移動に伴ひ本願の地区安泰と交通安全を祈願のため町内有志相計り住民各位の助成を得て慰霊塔を護持祖先の意志を継承奉らんとするものである。昭和六十一年十一月三日に戸塚区から当地は泉区に変行になった

踊場慰霊塔管理委員会

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「猫の踊場」については、以下のサイトが参考になります。
・猫の踊り場 | 日本伝承大鑑
・寒念仏供養塔と猫の踊場 – 横浜市公式ホームページ

最寄駅は、横浜市営地下鉄ブルーライン「踊場」駅。2番のエレベータ出口の横にあります。