稲荷森稲荷神社（世田谷区桜丘）

「とうかんもり」にお祀りされているお稲荷さま「稲荷森稲荷神社（世田谷区桜丘）」。

創建年代は不明ですが、『新編武蔵風土記稿』に記載のあることから、江戸時代後期にはすでにこの地に鎮座していたものと思われます。現在は千歳船橋駅前の商店街の中に広い敷地を有している神社、という風情ですが、かつてはかなり広大な境内で、一帯は「稲荷森（とうかんもり）」と呼ばれていたそう。全国的にそうなのかはわかりませんが、「お稲荷さまのお祀りされている杜（森）＝とうかんもり」ということから名付けられた神社（東関森など）は、南関東にはとても多く存在します。なお、こちらの神社は「とうかもり」と読みます。

御祭神は、稲倉魂神。

最寄駅は、小田急小田原線「千歳船橋」駅。駅のすぐそばにあるのですが、駅の反対側にある鳥居までは、徒歩約3分ほど。

入口の鳥居。

鳥居をくぐると、正面に手水舎があります。

拝殿前の、丹塗の鳥居。

拝殿。

拝殿前のお狐様。