満桜稲荷神社(世田谷区桜)
2023.03.19[ 神社 ]
2つの稲荷社が合祀されてできた神社
満桜稲荷神社(世田谷区桜)
2つの稲荷社が合祀されてできた「満桜稲荷神社(世田谷区桜)」。
満仲在家と櫻木の二つの地域の守護神として祀られていた稲荷社を、1964年(昭和39年)に合祀して「満桜稲荷神社」として創建したものだそう。どちらの稲荷社も江戸時代後期の嘉永年間(1844年~1853年)の創建だと伝わっています。
境内にある「改築記念」と書かれた石碑には、御由緒について以下のように記されています。
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當神社は昭和三十九年旧満仲在家と櫻木の守護神を合祀したもので両稲荷は嘉永年間それぞれの地に造営され今日に至るまで地元の信仰をあつめていた
満仲の稲荷は大正十二年 杉本直蔵が敷地五畝五歩を寄進され満仲在家十五名の共有としまた櫻木の稲荷は明治四十二年世田谷八幡宮に合祀されたが地元の要望により勝光院境内に移されその後両神社の損傷甚だしくなったのでこの度管理者二十三名の総意により神地の一部と信者の寄進を資金とし 満櫻稲荷神社を新築し宗教法人として発足した
昭和三十九年五月吉祥日
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上記の「満仲在家」とは当時の地名だそうですが、「満仲」とは、多田満仲に由来するという説もあるそうです(この辺り一体が満仲管理の荘園だったとも)。
最寄駅は、東急世田谷線「宮の坂」駅。
神社入口にある鳥居。北側にあります。
参道。幟の間を進みます。
直角に曲がって、拝殿へ。拝殿は東向き。
拝殿。正面からワイドで撮影。
拝殿前のお狐様。
御由緒の刻まれた石碑。そのお隣には、役目を終えたお狐様が。
拝殿前からの境内の眺め。
鳥居の扁額。
MAP
東京都世田谷区桜2丁目9−25