東關森稲荷神社(品川区大井)
2017.08.01[ 神社 ]
「稲荷の森」と呼ばれた場所に建つお稲荷さま
東關森稲荷神社(品川区大井)
江戸時代に、当地の農家が勧請し創建されたと伝わる「東關森稲荷神社(品川区大井)」。
「東關森」(とうかんもり)の名称については、他の同名の神社の御由緒にもあるように「稲荷の森」が転じたものと思われます。この地も明治期までは「森」と呼ばれていました。
古い地図を見るとこの地と南品川にある「東關森稲荷神社」はほぼ一本道で繋がっています。何か関連があるかも、と思ってお詣りしたのですが、残念ながらそういう類のものを見つけることはできませんでした。
現在は、ちゃんと鳥居も拝殿も残されているものの「廃墟」に通じる印象が。。でもこれだけの境内が残されているのですから、復興の余地もあるかと思います。住宅地の中だけに色々と大変でしょうが、地域の憩いの場として復活してほしいなと感じました。