青渭神社(稲城市東長沼)
2022.06.12[ 神社 ]
平安時代初期創建・延喜式内多摩八座のひとつ
青渭神社(稲城市東長沼)
平安時代初期の創建と伝わる、延喜式内多摩八座のひとつ「青渭神社(稲城市東長沼)」。
弘仁年間(810〜824年)の創建ではないかと伝わっており、延喜式神名帳にも記載のある古社です。古くは「大沼明神」「青沼大明神」と呼ばれていました。
稲城市による案内板には、以下のように記されています。
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昔はこの付近に大きな青い沼があり、その神霊を祀ったことが起源とされる。そのために別に青沼大明神とも称される。祭神は出雲系の青渭神で農耕や生産に霊験あらたかな神である。本殿は昭和49年に改築されたものである。
毎年10月1日の祭礼には、市指定文化財の獅子舞が奉納される。この獅子舞の起源を明らかにするものはないが、大正4年より23年間中断していたのを、昭和12年に復活して現在にいたる。舞の形は、大獅子、女獅子、求獅子の三頭の獅子と天狗によるもので、はやし方は笛吹、貝吹、歌方によって構成される。
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御祭神は、青渭神・猿田彦命・天鈿女命。
最寄駅は、JR南武線「稲城長沼」駅。徒歩約3分ほど。
神社入口の鳥居。
少し長い参道の途中にも、鳥居があります。
境内。
文政年間に奉納された狛犬。
拝殿。
御由緒板。
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東京都稲城市東長沼1054