菅八雲神社(川崎市多摩区菅)
2022.05.10[ 神社 ]
鎌倉時代に創建されたと伝わる天王社が起源
菅八雲神社(川崎市多摩区菅)
鎌倉時代に創建されたと伝わる天王社が起源の「菅八雲神社(川崎市多摩区菅)」。
詳しい創建年は不明ですが、鎌倉時代に午頭天王を祀った天王社として創始されたのが起源と伝わっています。その後福泉寺の境内にあったようですが、廃寺後は西菅の鎮守社として祀られていました。
境内に掲げられている「由緒」には、以下のように記されています。
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当社は鎌倉時代の創始と云ふ 旧時は天王社と唱え祇園午頭天王を祭り、仙谷山寿福寺の末寺小谷山福泉寺(応永年間創立)の境内に在り 福泉寺廃寺後は神社として独立して西菅部落の崇敬を受け明治元年十月十八日神仏分離令により祭神を素戔嗚尊と定め八雲神社と称し菅村上下の崇敬を受け今日に至り現在菅氏子会の所管となる。
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御祭神は、素盞嗚尊・奇稲田姫命・倉稲魂命。
現在は登戸稲荷社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、京王相模原線「京王稲田堤」駅。
正面の鳥居。
鳥居の扁額。
境内に掲げられている御由緒板。
拝殿。
拝殿前の松の木。
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神奈川県川崎市多摩区菅2丁目18−15