松陰神社(世田谷区若林)
2021.12.04[ 神社 ]
松下村塾を主宰した吉田松陰を祀る神社
松陰神社(世田谷区若林)
幕末の思想家で松下村塾を主宰した吉田松陰を御祭神として祀る「松陰神社(世田谷区若林)」。
安政の大獄により処刑された吉田松陰。当初は小塚原回向院に墓が建てられていましたが、1863年(文久3年)に松陰の門下生によって当時長州藩毛利家の抱屋敷があったこの地に改葬されました。そして1882年(明治15年)11月、墓の側に創建されたのがこちらの松陰神社です。旧社格では府社に列せられました。
神社による案内板には、以下のように記されています。
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松陰先生は、幕末の思想家、教育者で私塾松下村塾を主宰し、明治維新を成遂げた多くの若者を教育しました。しかし、安政の大獄に連座し江戸の伝馬町の獄中にて三十歳の若さで刑死されました。その四年後の文久三年(1863)に、松陰先生の門下生であった高杉晋作、伊藤博文等によって、当時長州毛利藩主毛利大膳大夫の所領で大夫山と呼ばれていたこの地に改葬されました。
明治十五年(1882)十一月松陰先生門下の人々が相談し、墓畔に社を築いて先生の御霊を祀り神社が創建されました。
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現在の社殿は、1927年から1928年(昭和2〜3年)にかけて造営されたものだそう。
御祭神は、吉田寅次郎藤原矩方命(吉田松陰)。・
最寄駅は、東急世田谷線「松陰神社前」駅。
神社入口にある鳥居と社標。
境内。神社というと山の上にあったり、あるいは木々に囲まれていたりするのが多いのですが、こちらは屋敷跡ということもあってか、とても開放的な雰囲気です。
拝殿。
こちらの鳥居の先に、お墓があります。
境内にある吉田松陰像。
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東京都世田谷区若林4丁目35−1