峰白山神社(横浜市磯子区峰町)
2025.01.10[ 神社 ]
江戸時代には峰村の鎮守だった白山社
峰白山神社(横浜市磯子区峰町)
鎌倉街道下道峰通り沿いの山の上にお祀りされている「峰白山神社(横浜市磯子区峰町)」。
詳しい創建年代は不明ですが、現存する棟札に『当社ハ鎌倉繁栄ノ頃ヨリ宇手四面ト言ウ地ニ鎮座シテ今権現ト呼』とあることから、鎌倉時代には既にお祀りされていたと思われます。因みに『宇手四面』は、現在地より300mほど北東にいった辺り(洋光台6丁目交差点付近)なのだそう。江戸時代には阿弥陀寺が別当を務めており、1844年(天保15年)に寺の横である現在地に遷座しました。当時は峰村の鎮守としてお祀りされていました。
鎌倉街道下道の支線である峰通りは、鎌倉北東部の尾根道を通り現在の峰町〜洋光台を抜け、笹下で下道に合流する道。六浦を経由しないので、距離的・時間的には早く往来ができる道。一部は鎌倉アルプスのハイキングコースにもなっています。
現在の御祭神は、伊弉那美尊。
現在は岡村天満宮の兼務社となっているようです。
最寄駅は、JR根岸線「洋光台」駅。徒歩約20分ほど。
外観。旧別当の阿弥陀寺の前からの眺め。
正面の鳥居。
山頂に向かって参道を登っていきます。
山頂の境内の風景。
拝殿。
向かって左側にある境内社。「大地神」と刻まれています。
向かって右側にある境内社。「御嶽大神」と刻まれています。
境内からのみなとみらい方面の眺め。
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神奈川県横浜市磯子区峰町623