上野東照宮

2017.11.15[ 神社 ]

上野東照宮

四大東照宮のひとつ・徳川の三将軍を御祭神として祀る絢爛豪華なお社 上野東照宮

1616年2月4日、危篤の徳川家康公の枕元に天海と藤堂高虎が呼ばれ、家康から「三人一つ処に末永く魂鎮まるところを作って欲しい」と遺言されたと云われています。藤堂高虎は屋敷内に家康を祀る祠を造りました。後に藤堂高虎の進言により、二代将軍秀忠は天海に上野山一帯を寄進、天海はこの地に東叡山寛永寺を開山し、1627年に「東照社」を創建しました。これが「上野東照宮」の起源と云われています。1646年、朝廷から正式に宮号を授けられ、「東照宮」となりました。なお「上野東照宮」は他の東照宮と区別するための通称で、正式名称は「東照宮」です。

社殿は、1651年に徳川家光が改築したものが現存しています。関東大震災や先の戦争でも戦火を逃れました。

現在の御祭神は、徳川家康・徳川吉宗・徳川慶喜。

唐門。拝殿や本殿はこの先で、拝観料500円にて入場可能。私は貧乏人らしく?、外からの参拝のみ。

銅灯籠。家光による改修時に全国の諸大名が奉納したものだそうで、全部で48基あります。間近で見ると、荘厳というか、ちょっと他の神社では見られない景色です。

「広島・長崎の火」。拝殿に向かって右手にあります。1990年に造られたもの。中央に火が灯っていますが、これは被爆者の方が広島の廃墟でくすぶっていたものを持ち帰ったものだそう。

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