淡島大明神(横浜市戸塚区矢部町)

2022.08.13[ 神社 ]

淡島大明神(横浜市戸塚区矢部町)

淡島願人の逸話が残る石碑 淡島大明神(横浜市戸塚区矢部町)

柏尾川沿いの土手道にお祀りされている「淡島大明神(横浜市戸塚区矢部町)」。

主に婦人病に効験ありとして信仰されている「淡島信仰」。関東では江戸時代中期以降に厨子を背負い功徳を説いてまわったという淡島願人の人々によって信仰が広まったと云われています。

こちらの道標を兼ねた石碑には、以下のようなお話が伝わっているそうです。

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戸塚での話では・・・・淡島願人が江戸で出開帳をしている内に、浪費を重ね路銀を使い果たしての帰り道、宿泊費にも事欠きたどり着いたのが戸塚宿のお寺でした(別の話では・・・一緒の者が病にかかり戸塚宿にたどり着いた・・・との話もあります)。

寺の住職の人柄の良さに、遊行者は借金を申し込みその担保として淡島明神のご神体を申し出ました。住職は淡島様を預かるとはもったいないと断りましたが、それでは気が済まないと置いて帰って行ってしまいました。その内に又来られるだろうと預かっていましたが、それきり姿を見せることは無かったと言うことです。住職は、本堂の裏山に祠を建て淡島様を祀ったと言います。

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(以上、タウンニュース『居残り淡島さま道標』より一部抜粋)

最寄駅は、JR東海道線・横須賀線「戸塚」駅。

「淡島大明神」と刻まれた石碑。

脇にある道祖神の石碑。

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神奈川県横浜市戸塚区矢部町

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