冨塚八幡宮(横浜市戸塚区戸塚町)

2022.12.31[ 神社 ]

相模国国造の血を引く戸塚(富塚)一族の氏神 冨塚八幡宮(横浜市戸塚区戸塚町)

源頼義・義家親子の創建譚が今に伝わる、戸塚(富塚)一族の氏神「冨塚八幡宮(横浜市戸塚区戸塚町)」。

源頼義・義家親子が奥州へ向かう途中に神託を授かり、戦功を収めた後にその御加護に感謝して社殿を造ったのが起源と伝わっています。

境内にある御由緒板には、以下のように記されています。

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平安時代、前九年の役平定のため源頼義・義家が奥州に下る途中、この地にて応神天皇と富属彦命の御神託を蒙り、其の加護により戦功を立てる事が出来たのに感謝をして、延久四年(西暦一〇七二年)社殿を造り両祭神をお祀りしました。
社殿後方の地は富属彦命の古墳であり、これを富塚と称した事により戸塚の地名が発祥したと伝えられています。
戸塚(富塚)一族は昔この地に住み、当神社を氏神として崇敬しておりました。現在全国に散らばる戸塚姓富塚姓の方々の守護神でもあります。
現在の本殿は天保十四年、拝殿は昭和九年の造営になります。
明治六年には其の由緒を以って、戸塚・泉・瀬谷・栄区唯一の郷社(近郷を鎮守する神社)に列せられました。

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御祭神は、誉田別命・富属彦命。富属彦命(とつぎひこのみこと)は、相模国の国造二世孫、と言われています。ちなみに神奈川県神社庁のサイトには「とみやすひこのみこと」と記されています。

最寄駅は、各線「戸塚」駅。徒歩約15分ほど。

神社外観。

正面の鳥居。

拝殿はこの石段を登ったところにあります。

拝殿。

境内社の冨塚天満宮。

境内社の玉守稲荷神社。

拝殿前の狛犬。

MAP

神奈川県横浜市戸塚区戸塚町3827

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