橘稲荷神社
2017.08.07[ 神社 ]
江戸時代初期に江戸城内から遷された、町のお稲荷さま
橘稲荷神社
もともと北品川の御殿山にあった稲荷社が、一度江戸城内へ遷座した後、徳川将軍家の御典医・岡本玄冶が賜って(彼の屋敷があった)この地に遷されたのが起源という「橘稲荷神社」。「橘」とは、岡本玄冶の姓に因んで名付けられたものだそうですが、個人所有ではなく、町のお稲荷さまとして信仰されてきたそうです。
岡本玄冶はこの地に(邸宅とともに)借家を建て、庶民に貸していたことから、この辺りは当時から「玄冶店(げんやだな)」と呼ばれていました。
現在、神社はビルの敷地の一角に小祠として残されています。
最寄駅は東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線「人形町」駅。駅からすぐ。