関戸熊野神社(多摩市関戸)
2026.03.16[ 神社 ]

関戸村の鎮守神としてお祀りされていた「関戸熊野神社(多摩市関戸)」。
1498年(延徳元年)に創建され、天明6年(1786年)に本殿覆殿・拝殿が建立されたと云います。江戸時代には関戸村の鎮守として祀られ、また明治期には村社となっていました。
境内掲示の『熊野神杜緣起 由緒』には、以下のように記されています。
==========
創立
延徳元年(1489年)年9月9日
建立
天明6年(1786年)年11月(現存本社殿)
元治元年(1864年)年4月 本社覆殿拝殿再建
令和4年(2022年)年7月 本社覆殿新築、拝殿修復
由緒
延徳元年紀州熊野三山を勧請と伝えられ、天明6年、関戸と貝取の境であった当地に、当時の名主相澤源左衛門休郭(相澤五流)が願主となって、「熊野三社宮」として建立された。明治6年村社列格。
御祭神
速玉男命(はやたまをのみこと)
泉事解男命(いずみことわけをのみこと)
意冨加牟都美命(おほかむづみのみこと:桃の神様)
==========
また、意冨加牟都美命についても以下のように記されています。
==========
桃の神様について「意富加牟豆美命」(おおかむづみのみこと)
当社はこの御祭神を祀っている東京で唯一の神社です。
桃の霊的な力は、日本の国造りの話しの中に登場して来ます。
伊弉諾尊(イザナギノミコト:男神)と伊弉諾尊(イザナミノミコト:女神)は国を創り、日本にあまたいる神々を生み出した神様です。
火の神を生む際に死んでしまったイザナミを追って、黄泉(よみ)の国まで追いかけて行ったイザナギは・・・窮地の中、桃の木になっていた3個の桃の実を投げつけ、なんとか地上に戻ることができました。
イザナギは桃の実に感謝し、「意富加牟豆美命」と言う神名を与えた神様が誕生しました。
桃は古来より「不老長寿」「退魔の力がある」と言われています。
ご利益(厄払い、愛難除け、病気平癒、不老長寿)
==========
上記の通り、御祭神は、速玉之男命・泉事解男命・意冨加牟都美命
最寄駅は、京王電鉄京王線「聖蹟桜ヶ丘」駅。徒歩約15分ほど。
神社入口にある鳥居。
鳥居の先の参道の眺め。
こちらは、鎌倉時代に霞ノ関(現在の関戸)に設けられた木戸柵の一部を復元したもの。鎌倉街道(神社前の道が鎌倉街道)の監視所の跡と考えられており、実際にこの一帯は元弘の乱における「関戸の戦い」の舞台にもなりました。
社殿は石段を登ったところにあります。
拝殿。
境内社の稲荷社。
境内社の神明社・伊勢山社の合祀殿。
リンク
MAP
東京都多摩市関戸5丁目35−5