三田春日神社

2018.08.08[ 神社 ]

三田春日神社

10世紀創建・藤原氏所縁の春日さまとして篤く崇敬されてきた神社 三田春日神社

958年に、武蔵国の国司となった藤原正房が荏原三田邑(現在の目黒区三田・目黒三田春日神社がある地)に大和国春日大社より御分霊を勧請し創建したのが起源の「三田春日神社」。

その後、天文年間(16世紀中期)に現在地へ遷座しました。江戸時代には府内唯一の春日社として、徳川将軍家からも篤く信奉されたと伝わっています。当時9月9日に執り行われていた例大祭は「重陽の節句」として大いに賑わっていたそうです(※現在は9日に近い金曜〜日曜に行われています)。

御祭神は、天児屋根命。

あの時代の「武蔵国国司」任官というのはどういう意味を持つのか(栄転?左遷?)わかりませんが、いずれにせよ「藤原氏の本宗」と言える奈良・春日大社の御分霊を、藤原一族によって祀った神社だけに、江戸時代に篤く崇敬されてきたのも頷けます。

最寄駅は、JR山手線・京浜東北線「田町駅」。徒歩10分ほど。現在は慶應大学三田キャンパスのお隣に鎮座する形になっています。

鳥居と社標。左側が慶應大学三田キャンパスの入口。

この石段は、結構傾斜がきついです。

境内社の赤羽稲荷神社。

境内社の福徳稲荷社。

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