三崎稲荷神社
2018.07.14[ 神社 ]
参勤交代の大名が登城前に必ず参拝していたと伝わるお稲荷さま
三崎稲荷神社
1182年、当時のこの一帯(豊島郡三崎村)の鎮守として創建されたと伝わる「三崎稲荷神社」。
当初は現在の本郷一丁目付近にあったようなのですが、江戸時代以降数度の遷座を経て、1905年(明治38年)に現在地に鎮座したと伝わっています。
御祭神は、宇迦之御魂神・須佐之男神・大市姫神・大物主神。
徳川三代将軍家光による「武家諸法度」により参勤交代が制度化された当時、大名にこちらの神社を参拝するよう促し、それ以降、大名が江戸城に登城する際にはこちら参拝することが慣例になったと云われています。
また「天下普請」の外堀開削工事の際には、こちらの神社で祈願したところそれまで頻発していた事故が収まり、無事にお堀が完成したと伝わっています。
最寄駅は、JR中央・総武線・都営地下鉄三田線「水道橋」駅。
お百度石。
手水舎。龍の頭のような形をした石の脇には、狛犬様とお狐様が。