元徳稲荷神社・綱敷天満神社

2018.07.27[ 神社 ]

元徳稲荷神社・綱敷天満神社

町内にあったお稲荷さまと天神さまが一緒に祀られている神社 元徳稲荷神社・綱敷天満神社

町内にあったお稲荷さまと天神さまが一緒に祀られている「元徳稲荷神社・綱敷天満神社」。

「元徳稲荷神社」は、現在墨田区立川にある「元徳稲荷神社」の御分霊を、熊本藩細川家が屋敷内に勧請し祀ったのが起源と伝わっています。

勧請元の「元徳稲荷神社」は、三河出身で家康の江戸入府に伴い江戸に来た河村徳右衛門が、伊勢神宮外宮より豊受大神の御分霊を勧請し当時小石川にあった屋敷内に祀ったのが起源と云われています(※もともと三河で祀っていたお稲荷さまを遷座したという話もあります)。明暦の大火後にお屋敷とともに現在地に遷座、その後再度の屋敷替えの後に神社だけ残され、町は「元徳エ門町」と名付けられるとともに、神社は「元徳稲荷神社」となったそう。

「綱敷天満神社」の起源は定かではありませんが、江戸時代から同じ町内に祀ってあったのだそうです。この2社が現在は1箇所に祀られています。ちなみに「綱敷天満」という名称は、西日本に多く見られる天満宮の名称だそう。こちらの起源もそちらにあるのかもしれません。

最寄駅は、都営新宿線「浜町」駅、あるいは東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅。

境内に掲げられた御由緒板。

MAP

特集

閲覧ランキング

モバイルバージョンを終了