馬橋稲荷神社(杉並区阿佐谷南)

2024.07.11[ 神社 ]

馬橋稲荷神社(杉並区阿佐谷南)

かつての地名「馬橋」を今に伝える神社 馬橋稲荷神社(杉並区阿佐谷南)

鎌倉時代末期の創建・かつての地名を今に伝える「馬橋稲荷神社(杉並区阿佐谷南)」。

鎌倉時代末期の創建ではないかと云われていますが、詳細は定かではありません。1832年(天保3年)に、白川神祇伯家より「正一位足穂稲荷大明神」の神号を賜ったと云います。その後1965年(昭和40年)、地域の名称「馬橋」がなくなる際に、これを後世に伝えるために現在の「馬橋稲荷神社」に改称しました。

境内にある御由緒板の『由緒』には、以下のように記されています。

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富社 足穂稲荷神ハ鎌倉時代ニ鎮祭セラレタト言ヒ既ニ徳川時代ノ初期ニ於テ産土神トシテ諸人ノ崇敬厚ク寛永十六年中川八郎右エ門幕府ノ命ヲ受ケテ檢地ヲナセル際境内地ヲ除地セラル其後天保三年辰正月三十日白川神祇伯家役所ヨリ正一位足穂稲荷大明神ノ神號ヲ受ク明治四十年十一月二十八日馬橋村内御嶽神社白山神社水神社北野神社ヲ此社ニ合祀ス
境内末社ニ厳島神社水神社斎霊殿ヲ祭祀ス

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御祭神は、宇迦之魂神・大麻止乃豆乃神。相殿に、菅原道真神・美都波能賣神・伊邪那册神。宇迦之魂神以外の神様は、1907年(明治40年)村内の御嶽神社・白山神社・天神社・水神社を合祀したことによるもの。

※「馬橋(まばし)」の由来については、馬橋稲荷神社公式ホームページに詳しく書かれていますのでそちらをご参照ください。

最寄駅は、JR中央本線「阿佐ヶ谷」駅。徒歩約10分ほど。

正面の鳥居。そのすぐ後ろに二の鳥居が見えます。

一の鳥居の脇にある御由緒板。

参道。奥に三の鳥居が見えます。

拝殿。

拝殿前のお狐様。

境内社の厳島神社・水神社。

境内社の稲荷社。

斎霊殿。

MAP

東京都杉並区阿佐谷南2丁目4−4

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