車返八幡神社(府中市白糸台)
2025.03.31[ 神社 ]
旧車返村の鎮守神
車返八幡神社(府中市白糸台)
車返村の鎮守としてお祀りされていた「車返八幡神社(府中市白糸台)」。
安土桃山時代の天正年間(1573年〜1592年)に、本願寺の守護神として創建されたと伝わっています。以来村民の産土神として崇敬され、江戸時代には車返村の鎮守としてお祀りされていました。
車返村の名称の由来については、『本願寺縁起』によると、『この地名は、源頼朝が藤原氏との戦いの折、畠山重忠に命じて薬師如来を奥州から鎌倉に移送中、当地に野営したところ、夢枕に薬師如来が現れて自分をこの地に安置するよう告げたため、載せてきた車だけを引き返させたことに由来する』とのこと。
御祭神は、品陀和氣命。
現在は國領神社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、京王電鉄京王線「武蔵野台」駅。徒歩約5分ほど。
「いききの道」からの神社の眺め。「いききの道」は、大井(旧品川湊)と武蔵国府を結ぶ古道と伝わる道です。この辺りでは府中崖線の上部を通っています。
正面の鳥居。
拝殿。
境内社の稲荷社。
手水鉢。
境内の石塔群。
境内の様子。
MAP
東京都府中市白糸台5丁目20−4