青木神社(横浜市栄区笠間)

2021.09.20[ 神社 ]

青木神社(横浜市栄区笠間)

鎌倉郡小坂郷の鎮守として創建された神社 青木神社(横浜市栄区笠間)

鎌倉郡小坂郷の鎮守として創建されたと伝わる「青木神社(横浜市栄区笠間)」。

1335年(建武2年)、足利直義配下の近藤清秀が鎌倉郡小坂郷を拝領、領内の安寧と近藤一族の繁栄を祈願し建立したのが起源と伝わっています。古くは「青木明神社」と称し、江戸時代には笠間村の鎮守として祀られていました。

境内にある「由緒沿革」には、以下のように記されています。

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由緒
新編相模風土記及び口碑の伝える所によると
第九十六代・後醍醐天皇の御代 建武二年(西暦一三三五年)、足利直義配下の武将近藤出羽次朗清秀が小坂郷領主と成り郷内笠間村に現今の社地を宮地と定め社殿を造営、平素尊崇せる天手力雄命・伊弉諾尊・伊弉冉尊を奉斎し近藤一族並びに領内鎮護の神社とした。
これ即ち当社の創立なり。現在は郷土笠間の総鎮守として崇敬されている。

沿革
明治以降は神祇院が置かれ政令により明治六年村社に指定される
明治四十一年村内の無格社 神明社および鹿島神社を合祀
大正十一年神饌幣帛供進神社に指定される
昭和二十五年宗教法人鹿島神社を分祀
昭和二十八年宗教法人青木神社として認証
昭和五十二年本殿・拝殿改修整備
昭和六十二年山道石段・鳥居・狛犬等境内整備
平成九年青木神社社務所新築
平成十一年青木神社宮神輿及び神輿舎新築
平成二十二年境内稲荷社を改築し、笠間稲荷社として整備

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現在の御祭神は、手力雄命・伊弉諾命・伊弉冉命・天照大神。

最寄駅は、JR東海道線・横須賀線・根岸線「大船」駅。徒歩10分ほど。

鎌倉街道からの眺め。

境内へと続く石段。全部で百二十段あります。

お詣りした日はちょうど秋の例祭が行われていました。式次第には「コロナ退散祈願」も含まれていました。

境内社の稲荷社。

境内からの富士山の眺め。時期的に冠雪はしていませんが、その時期にも関わらず(?)素晴らしい眺めでした。

MAP

神奈川県横浜市栄区笠間5丁目4−1

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