神奈川縣護國神社(鎌倉市台)

2024.07.20[ 神社 ]

神奈川縣護國神社(鎌倉市台)

有志により創建された護国神社 神奈川縣護國神社(鎌倉市台)

神奈川県出身の英霊を祀る「神奈川縣護國神社(鎌倉市台)」。

護国神社とは、国家のために殉難した人の霊を祀るために設けられた神社のこと。幕末の頃から「招魂社」として各地に造られるようになり、明治期の護国神社制度導入にあたり「護国神社」に改称されました。指定護国神社は1府県1社を原則として整備されましたが、神奈川・宮崎・熊本の護国神社は終戦時までには完成せず、宮崎・熊本については戦後に整備されましたが、神奈川のみは長らく「護国神社のない県」となっていました(※東京都は靖国神社があるため指定護国神社はなし)。

実は神奈川県では、現在三ツ沢公園がある場所で造営が進められていたのですが、1945年(昭和20年)5月の横浜大空襲により焼失。跡地には横浜市戦没者慰霊塔が建てられたものの、護国神社の再建は行われませんでした。

そして時は流れ2012年(平成24年)、有志により「神奈川縣護國神社を再創建する會」が結成され、2018年(平成30年)に仮宮が創建、そして2020年(令和2年)に現在地に鎮座することになりました。

境内にある『神奈川縣護國神社 由緒』には、以下のように記されています。

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創祀:
紀元2672・平成24年5月29日
創建:
紀元2678・平成30年5月29日
祭神:
神奈川縣英霊(かながわすべてのほつみたま)
由緒:
幕末より現代に至るまで、祖国や故郷を護るために尊い命を奉げられた神奈川県(旧相模国含む)出身の英霊を祀り、感謝と顕彰の誠を奉げるべく、県民有志によって創建されました。
神奈川県は日本全国で唯一「護国神社のない県」という活名に甘んじて来ましたが、本社の創建を先駆けとして、先人たちの愛と夢気、我が国の平和と独立を次世代に受け継いで参ります。

神奈川縣護國神社氏子会

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上記の通り、御祭神は、神奈川縣英靈。末社には、神奈川縣公靈(かながわのしもべのみたま)として、県内の殉職公務員の御霊をお祀りしているそうです。

最寄駅は、湘南モノレール「富士見町」駅。

住宅街の中、丘の上へと続くこの階段を登っていきます。専用の参道というわけではなく、生活道のようです。

かなり上の方まで登ります。

ここを右に曲がったところにあります。お詣りした時には看板等はなく、最初は素通りしてしまいました。。

外観。

御由緒板。

鳥居前から。

社殿。

境内から大船観音が見えます。

MAP

神奈川県鎌倉市台4丁目1199−19

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