多度神社(稲城市東長沼)

2022.06.06[ 神社 ]

多度神社(稲城市東長沼)

伊勢国二宮多度大社の御分霊を祀る小祠 多度神社(稲城市東長沼)

江戸時代創建・伊勢国二宮多度大社の御分霊を祀る「多度神社(稲城市東長沼)」。

1784年(天明四年)に、伊勢国(現在の三重県)の多度大社の御分霊を勧請しお祀りしたのが起源と伝わっています。

東長沼上新田津島神社奉賛会による栞には、以下のように記されています。

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天明三年多摩川の大洪水は沿岸各所に大損害を与え全国的に大飢饉である当地は時に浅間山の大噴火を目撃し数日に亘る降灰により民心極度に恐々、年寄平右ヱ門外数名多度に赴き翌四年四月五日許されて此の地に多度神を勧請し祀る

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御祭神は、多度神・一目連神・美御前神・一挙神。一目連神は多度神社別宮一目連神社の御祭神・天目一箇命、美御前神は多度神社境内摂社の美御前社の御祭神(現在は市杵島姫命)、一挙神は同じく境内摂社の一拳社の御祭神・一言主命のことと思われます。こんなところで(失礼ですかね、、)一言主命をお祀りしている神社に出会うとは思っていませんでした。

最寄駅は、JR南武線「稲城長沼」駅。徒歩約7・8分ほど。

正面の鳥居。

社殿。

手水鉢と御由緒板。

右の道は、多摩川の堤防沿いを走る「アカシア通り」。

MAP

東京都稲城市東長沼101

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