日比谷神社

2017.01.02[ 神社 ]

日比谷神社

江戸時代は旅人にご利益のあった日比谷稲荷明神・現在は「虫歯」にもご利益あり? 日比谷神社

もともと現在の日比谷公園内大塚山にあった当時は「日比谷稲荷明神」と称していました。創建年代は不明ですが、徳川家康による江戸城改修の時期にはすでにあったようですから、400年以上の歴史があります。その後江戸城拡張や近年の都市整備の影響で何度かの遷座の後、2009年に現在地に落ち着きました。現在は新橋・汐留エリアの鎮守神です。

大塚山にあった当時、旅人たちに神社の社務所を開放し、無病息災を祈願させたところ霊験があったことから「旅泊(さば)稲荷明神」と呼ばれるようになり、これが転じて「鯖稲荷」となったそう。虫歯に苦しむ人が鯖を断ち祈願し、治った人々は鯖を奉納したという逸話が残っています。「虫歯」で苦しんでいる方にはご利益大かもしれません。

御祭神は豊受大神、祓戸四柱大神である瀬織津比賣大神、速開都比賣大神、気吹戸主大神、速佐須良比賣大神。「穢れを祓う」は日本人の根底に流れる価値観と言われますが、祓いの神様が祀られるありがたい神社です。

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