千代田稲荷神社

2016.12.05[ 神社 ]

千代田稲荷神社

元・江戸城の守護神が、今は渋谷百軒店エリアを護るお稲荷様に 千代田稲荷神社

江戸城築城に際し、太田道灌が城の守護神として京都伏見稲荷を勧請し1457年に創建された「千代田稲荷神社」。江戸城の守護神・太田道灌による勧請と、日枝神社と同じですね。

その後江戸城内紅葉山に移転し、さらに江戸城拡張に伴い宮益坂に移転した際に現在の「千代田稲荷」を名乗るようになったそう。さらに後年関東大震災により現在の渋谷百軒店エリアに移転、戦災により焼失したものの再興し現在に至っています。

現在は繁華街の中にひっそりと佇む小さな神社という風情ですが、もともとは「江戸城の守護神」。しかしこういう逸話が残る神社でも「お稲荷さん」系はその後重宝されていない?いや、時の有力者には庇護されなかった傾向があるように思います。やはり「江戸名物 伊勢屋稲荷に 犬の糞」と謳われた影響なのでしょうか。。

でもここは毎日ちゃんと地域の方が周りを清掃している姿を見かけます(大きな神社は皆そうですが、小さいところはそうじゃなかったりします。。)。地域の皆さんが大切にされていることが伝わる神社です。

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