白鳥神社(川崎市麻生区白鳥)

2022.04.27[ 神社 ]

白鳥神社(川崎市麻生区白鳥)

日本武尊を祀る、地名のもとになった神社 白鳥神社(川崎市麻生区白鳥)

日本武尊を祀る、地名のもとになった神社「白鳥神社(川崎市麻生区白鳥)」。

創建年代は不明ですが、慶長年間(1596年~1615年)再建の棟札があることから、それ以前の創建と考えられています。江戸時代には片平村・五力田村の鎮守として祀られていました。

拝殿に掲げられている「由緒沿革」には、以下のように記されています。

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日本武尊は、景行天皇(九〇年〜)の御子で御東征の帰路、弟橘比賣命を、お偲びになられ「吾妻はや」と言われた事に因み当神社の鎮座地を吾妻といった。白鳥神社の社名は、日本武尊の魂が大白鳥となって天翔けたという故事に依る。現在の白鳥の地名は、当白鳥神社から名づけられている。
当神社は創立年代不詳。正徳四年(甲午一七一四年)九月吉辰、小机郷片平邑総鎮守白鳥大明神拝殿破朽したので五力田邑の功力を加えて再建され、片平村、五力田村の鎮守であった、天保十年(一八三九年)九月吉日、法橋佐脇主馬の銘がある御神像(宝物)が奉安された
慶応元年(一八六五年)十一月社殿建替、明治四十四年一月三十一日片平村内の熊野神社・山王社・天神社等六社を合併合祀翌年五月十七日五力田村の六所明神・諏訪社を合併合祀した。大正四年九月二十一日供進の村社に指定された。
昭和二年二月本殿及び覆殿を建替。昭和四十四年九月二十六日拝殿を亜鉛葺きとするなど修復しながら、地域の氏神様、鎮守様として人々の心豊かな生活の守り神として崇敬されてきています。

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御祭神は、日本武尊。併祭神として、伊弉諾尊・伊弉冉尊・天照大神・木花開耶媛命・猿田彦命・宇気母智命・宇賀魂命・大山咋命・建御名方命・菅原道真。なお、神奈川県神社庁のサイトには御祭神として「日本武尊 ・木花咲耶姫命」となっています。

現在は麻生の月読神社の兼務社となっているようです。

最寄駅は、小田急多摩線「栗平」駅。徒歩約5分ほど。

南側にある鳥居。一帯は「白鳥公園」となっています。

拝殿は、一段高くなった丘の上にあります。

拝殿。

拝殿前の狛犬。

拝殿の扁額。

境内社。

MAP

神奈川県川崎市麻生区白鳥2丁目10−1

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