戸越地蔵尊
2020.01.30[ 史跡・公園等 ]
旧中原街道沿いに建てられた供養塔とお地蔵様
戸越地蔵尊
旧中原街道沿いに建てられた供養塔とお地蔵様「戸越地蔵尊」。
造立年の確かなもので古いのは1662年造立の石造墓碑、他に銘文不明なものもあることから、かなり古い時代からあることが窺われます。お地蔵様は「子育て地蔵」として地域の人々に信仰されてきたそうです。
品川区が設置した案内板には、以下のように記されています。
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品川区指定有形民俗文化財
旧中原街道供養塔群(二)
旧中原街道は江戸虎ノ門より相模国平塚に至る道路で、かつては東海道に並行した脇街道として旅行者や物資の輸送に利用された。
本供養塔群は旧戸越村地内の旧中原街道に沿った所に六基存在する。寛文六年(一六六六)延宝元年(一六七三)宝暦四年(一七五四)造立の庚申塔、古来子育て地蔵と呼んで信仰される造立不明の大きな地蔵、風化甚だしく銘文不明の供養塔、髭題目が刻まれた寛文二年(一六六二)の石造墓碑がある。これらの供養塔群は旧街道時代の状態がよく遺され、江戸期の街道の面影を伝えるものとして、また戸越村・桐ヶ谷村の民間信仰を今に伝える民俗資料としてその価値が高い。
平成十三年三月三十日
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最寄駅は、東急池上線「戸越銀座」駅。もしくは、東急目黒線「武蔵小山」駅。
この道が「旧中原街道」。