おとめ山公園
2018.09.01[ 史跡・公園等 ]
江戸時代には徳川家の狩猟地・戦後に地域の憩いの場として整備された公園
おとめ山公園
江戸時代には徳川家の狩猟地だった「おとめ山公園」。
「おとめ山」の「おとめ」は、「乙女」ではなく、徳川将軍家の狩猟地として立ち入りを禁止されていたことから名付けられた「御留山」(あるいは御禁止山)が起源だそう。
明治時代以降は近衛家と相馬家が所有していたそうですが、戦後荒地となっていた当地を地元の人々の嘆願によって整備され、公園として開園されたという歴史があります。段階的に整備され、現在のエリアは2014年に全面開園となりました。新宿区立の公園としては、十二社熊野神社の隣にある「新宿中央公園」に次ぐ規模なのだそう。
敷地を分断するように道路が走っていたりしますし、正直なところ広さは感じさせないものの、蛍の生息エリアもあり、自然の多く残った、とても居心地の良い空間です。
最寄駅は、JR山手線「目白」駅。