鎌倉道と大山道の分かれ道(横浜市旭区大池町)

2023.06.22[ 史跡・公園等 ]

鎌倉道と大山道の分かれ道

旧道の三叉路だった場所に設置されている案内板 鎌倉道と大山道の分かれ道(横浜市旭区大池町)

こども自然公園の入口に設置されている案内板「鎌倉道と大山道の分かれ道(横浜市旭区大池町)」。

石碑の脇にある案内板には、以下のように記されています。

==========

昭和五三年(一九七八年)までこの場所は三叉路でした。
この道を、東に行けば今井街道を経て旧東海道の保土ヶ谷宿に通じており南に行けば今の戸塚カントリークラブの中を通り抜けて、鎌倉まで通じる道(鎌倉中の道)で、昭和三七年(一九六二年)に戸塚カントリークラブが出来ましたが、道路沿いに都(子)塚(みやこづか)があり今でも昔の面影を残しています。
また、西に向かえば大池、長昌寺、現在の東希望が丘小学校を経て、大山の阿不利(雨降)神社に通ずる大山道への分岐点でした。

==========

明治中期の地図を見ると、確かにここが三叉路だったことがわかります。とはいえ、さまざまな他の旧道と比較して「後世に伝えるべき石碑が建つような」重要な分岐点だったのか、というのは、正直なんとも言えない感じではあります。が、こうして伝えないと歴史に埋もれてしまうのでしょうから、きっとこの後意味を持ってくるのだと信じたいです。

最寄駅は、相模鉄道本線「二俣川」駅。

新しめの石柱。

案内板。

現在は、西(写真右側)はこども自然公園、南(写真奥側)は戸塚カントリークラブ。

MAP

神奈川県横浜市旭区大池町1

特集

閲覧ランキング

モバイルバージョンを終了